高知県では、バス停から集合住宅、庁舎や教育施設など幅広い用途でCLTを活用した建築が進み、令和5年度末でCLT建築は51棟(全国3位)となりました。また、環境価値が高い木造建築物等を「高知県環境不動産」として認定する取組も始まっています。
今回のセミナーでは、木材を多用した消防署庁舎(岩手県住田町)や中学校(岩手県陸前高田市)など多くのプロジェクトを手がけ新しい建築空間を構想・提案される安原氏と全国初のCLT建築物であるおおとよ製材社員寮や北川村温泉ゆずの宿など多くの建築物を手がけると共に、CLTに関する制度設計に係る委員なども務める三宅氏の両名をお招きし、現代建築における木材利用や建築基準の整備の状況などについてご講演頂きます。
CLT建築推進協議会では、成熟化した森林資源を活かし、CLT等木材を活用した建築を推進することにより、中山間地域や関連産業の所得向上と雇用の創出を目指すとともに、脱炭素社会の実現やSDGsの達成に向けた取り組みを進めています。
今回のセミナーは、下記の講演を行います。
講演 1 木でつくる地域の建築/都市の建築
東京大学大学院工学系研究科 准教授
SALHAUS 共同主宰 安原 幹 (やすはら もとき)
講演 2 (仮)CLT建築の最前線と今後の展望
株式会社日本システム設計 代表取締役 三宅 辰哉 (みやけ たつや)
皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日 :令和6年11月8日(金)
開催時間:13:20〜15:50
開催場所:高知会館3階 「飛鳥」
定 員 :先着約100名
参加費 :無 料
主 催 :CLT建築推進協議会
問合せ先:CLT建築推進協議会事務局(高知県森林組合連合会)
申込み :協議会HPの「ダウンロード」から、申込書をダウンロードしていただき
11月5日(火)までに事務局までFAX又はメールでお申込みください。